あほ毛が生えた黄色い何か

主にボーカロイド・ゲーム・自画像?などの絵を 気合いと勢いと愛とノリで描いた絵を展示しています。     

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雨の日に・・・

恵みの雨(前回の日記)
某SNSの方にも載せたら
素晴らしいSSを描いて頂きましたので許可を取って
こちらにもペタリ・・・

雨の日に

(*´Д`*)カイト君もマスターもキュンキュン度がアップして
嬉しさの余り、お話を参考に絵を描いてみました♪



たんぽぽさんによる
【マスカイSS】雨の日に…です。

チューするので読む際にはご注意ください。




 今日は生憎の曇り空。
 もうすぐマスターの帰ってくる時間だけれど、僕は空を見上げ続けていた。

「雨でも降りそう……。 マスター、傘持ってたかな?」

 マスターはお仕事に出掛け、「今日は早く帰れるから、飯の後に調教してやろうな」と言って、朝出かけて行った。

「マスター……」

 未だに留守番に慣れない。
 曇り空の日は特にだ。
 今のマスターはそんなことしないと分かっていても、マスターに拾われた日のことを思い出してしまう。
 振り払うように首を振り、空を見上げていると、ぽつり、と雨が降り出した。

「……あ」

 雨脚はだんだん強くなってゆく。

「傘……」

 きっとマスターは困ってる。
 確か、「今日はずっと曇りだよな」と言っていたから、たぶん傘は持っていないはずだ。

 ……でも……。

 マスターに拾われてから、僕は外に出たことがない。
 外に出るのが怖いからだ。


?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?

 マスターに拾われた時、僕は途方に暮れていた。
 たぶん、前のマスターの情報は消され、気がついた時には公園のベンチに座っていたから。

『あっれ、オマエ、朝も居たよな。 オマエのマスターはどこ行ったんだ? それとも迷子か?』

 日が暮れ始め、内部電圧も下がってぼんやりと地面を眺めていたら、突然声をかけられた。

『迷子?』

 ゆっくりと首を上げると、どんよりとした雲を背に青年が立っていた。

『朝は寝てたみたいだったけど。 まぁ、あんな朝っぱらからボーカロイドがここに居るのが異常か。 オマエ、マスターは?』

『マスター?』

 AIにかける電圧が全く足りない。 このままだとエネルギー切れで倒れるのも時間の問題だろう。

『わかり、ません……。 気付いたら、ここに……』
『ちょっ!? 稼働できるのに捨てロイドっ?』

 青年が僕に近づき、側に置いてあった紙袋を広げた。

『マジかよ。 ソフトが入ってやがる。 ……まぁ、ソフト入れてただけマシか』

 視界にノイズが走る。
 そろそろ稼働自体に無理が生じてきたみたいだ。

『おい、歩けるか? 相当に消耗してるみたいだけど』

 その声を最後に意識が消えた。

『VLD-KAITOノ電圧ガ不十分デス。 しすてむヲばっくあっぷ。しゃっとだうんヲ開始シマス』

?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?

 あの時と同じ空の色。
 シャットダウンの後、気がつけば僕はこの家に居た。

「マスター」

 相変わらず、雨は降り続いている。
 意を決してレインコートを着込み、傘を持つ。
 玄関を開けた所で足が竦んだ。
 傘を握りしめ、震える指先を抑え込み、一歩踏み出した。

「カイト!」
「! マスターっ!」

 いつの間にやら小降りになった雨の中、マスターが小走りに近づいてくる。
 たまらず、玄関を飛び出すと、マスターに抱きついた。

「お、おい、カイト?」
「ごめんなさい、ごめんなさい、マスターっ」
「なんで謝るんだよ。 こっちこそごめんな、早く帰るって言ったのに」

 マスターの腕の中で首を振る。
 服は濡れてしまっていて、体も冷えてしまっている。僕がもっと早く、迎えに行けていれば……。

「ごめんなさい、マスター。 僕、迎えに行けなくて……」

 そっと離れながら、マスターに傘を渡す。いまさらかもしれないけれど。

「バカだなぁ。 俺は、おまえが俺を迎えに行こうって思ってくれただけでも嬉しいよ。 外に出ようとさえしなかったのに」
「マスター……、でも、身体冷え切って……」
「小降りとは言え、濡れるからな。 でもまぁ……」

 不意に肩を抱き寄せられ、再びマスターと抱き合う形になった。

「ま、マスターっ!?」

 顎を持ち上げられ、マスターと目が合う。
 顔が近付いてきて、僕は自然と目を閉じてしまった。

 唇に柔らかいモノが触れ、すぐに離れた。

 目を開けると、マスターが満面の笑みで僕を見つめ、

「おまえが、暖めてくれるだろ?」
「はいっ! 僕、がんばりますっ!」

 抱きしめてあげるぐらいなら、いつでもオッケーですマスター。

「おまえ、意味分かってないだろ?」
「え?」
「ま、ゆっくりな。 家入るぞ、雨強くなってきた。 お前まで濡れちまう」
「はい! マスター♪」

?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?:?

 後日、雨の日にマスターがしてくれたことは何だったんだろうと、グぐる先生に聞いた。
 ……ショートするかと思いました。 マスター(///)

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私が描いた絵とまともに文に成っていない文字から
(某SNSでは、箇所書きらしき物も載せました)
こんな素敵なお話を作れるなんて凄すぎます!
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  1. 2009/06/05(金) 11:59:43|
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